ビットフライヤー(bitflyer)の評判とメリット・デメリットについて。
ビットフライヤー(bitflyer)は日本国内の仮想通貨取引所の中ではかなりメジャーな取引所で、ビットコインの取引量日本一を掲げる取引所です。
運営会社の株式会社bitflyerは2014年設立と創業から数年しか経っていませんが、日本三大メガバンクグループ(三井住友、みずほ、三菱UFJ)の3つ全てが株主に名を連ね、さらに大手企業や保険会社も出資しています。
ビットコインや仮想通貨が注目されるのに伴って急成長してきた会社です。
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ビットフライヤーで購入できる仮想通貨と取引概要
取扱仮想通貨 | 7種類 ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、リスク(LISK) |
BTC送金手数料 | 0.0008BTC〜 |
クイック入金 | 対応。クイック入金手数料324 円(税込)/件 |
FX取引(信用取引) | ビットコインのみ 最大15倍まで可能 |
仮想通貨のクレジットカード購入 | 1日最大100万円まで購入可能 ※利用には本人確認資料の提出、銀行口座情報確認、IDセルフィー(本人確認書類を持った自撮り写真)の提出が必要です。 |
2018年2月時点でビットコインを含む7種類の仮想通貨を日本円で購入・取引することが可能です。
ビットコイン以外のアルトコインの取引もイーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、リスク、そして国産仮想通貨のモナコインを日本円で購入可能です。
ビットコイン暴落時もFX取引なら利益を上げることが可能!
ビットコインの取引に関してはbitFlyer Lightningにて、レバレッジが最大15倍までのFX取引にも対応していて、少ない資金からでもビットコインの取引ができます。
また、FX取引に関してはビットコインを「安く買って高く売る」という従来の取引の他にも「高いところで売って安いところで買う」という、為替FXと同様の売りから入る取引(ショート)も行えます。
ボラティリティが大きく価格の変動が激しいビットコインですが、暴落時でもFX取引でショートポジションを持つことで、利益を上げることも可能です。
bitFlyer Lightningでは高機能のテクニカルチャートが用意されているので、ビットコイン/円の値動きをテクニカル分析に基づいて売買することができます。
24時間対応のクイック入金で買いチャンスを逃さない!
日本円の入金はビットフライヤーの指定口座への銀行振込の他、クイック入金にも対応しています。クイック入金ならコンビニATMからも最大30万円までの入金が土日深夜を問わず24時間いつでも行えます。
ただしセキュリティの面から、クイック入金額相当の資金移動(購入した仮想通貨の送付や商品購入、日本円の出金など)は、入金から7日間制限されています。
クイック入金で30万円を入金後すぐにビットコインを購入しても、入金から7日間が経過するまでは、他の取引所や個人用ウォレットにビットコインを送付することはできません。
ビットフライヤーで仮想通貨を購入後すぐに外部に送付したい場合は、クイック入金ではなく通常の銀行振込による入金を利用してください。
ビットフライヤーでは仮想通貨をクレジットカード払いで購入できる!
ビットフライヤーでは仮想通貨をクレジットカード払いで購入することも可能です。
「相場が下落して仮想通貨を安く購入するチャンス!でも現金がない!」
そんな時でもクレジットカード払いでチャンスを逃すことなく仮想通貨を購入することができます。
ただしクレジットカード決済で仮想通貨を購入する場合、デメリットもいくつかあります。
まずビットフライヤーでは手数料が高いのがデメリットです。
通常の取引レートとは別のクレジットカード決済用レートが適用され、通常よりも割高になっています。
また、クレジットカード決済で購入した仮想通貨は購入から1週間、売却や外部への送付が行えません。これは不便ですが、クレジットカードの不正利用やショッピング枠の現金化といったトラブルに備えるための措置という側面もあり、仕方ありません。
このようにクレジットカード決済での仮想通貨の購入は、短期の売買には向いていません。
ビットフライヤーでの仮想通貨のクレジットカード購入は、購入レートが不利になる点、購入後一週間は売却・送付が行えない点を理解した上で利用しましょう。
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ビットフライヤー(bitFlyer)のメリット・デメリットは?
ビットフライヤー(bitFlyer)のデメリット
ビットコインは販売所で購入すると損!取引所で購入を!
ビットフライヤーの大きなデメリットの一つとして、購入価格と売却価格の差(スプレッド)が広いことが挙げられます。
ビットフライヤーではビットコインが「ビットコイン販売所」「ビットコイン取引所」の2カ所で購入できるようになっています。
このうち、購入価格と売却価格の差が大きいのが「ビットコイン販売所」の方です。
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左がビットコイン販売所の売買価格、右がビットコイン取引所の売買価格です。
ビットコイン販売所の方では購入価格と売却価格にこの時は3万円以上の開きがあります。購入してすぐ売却しても3万円は損をすることになります。
右はビットコイン取引所の売買価格です。こちらは基本的にビットコイン保有者同士での相対取引になっているため、購入価格・売却価格ともに同じ価格です。ビットコインを買うなら取引所の方が安く購入できます。
残念ながら取引所で購入したビットコインを販売所で売却しても利益は出ないように、うまく販売所の売却価格が設定されているようです。
このあたりはビットフライヤーが儲けるためとはいえ、取引を始めたばかりの人では気づかないことも多いデメリットです。注意しましょう。
アルトコインは販売所のみでスプレッドが大きい
ビットフライヤーではビットコインは販売所・取引所の2カ所で購入できますが、そのほかのアルトコインは「アルトコイン販売所」でしか購入できません。
そのため、ビットフライヤーでイーサやビットコインキャッシュ等を購入する場合は割高に感じるでしょう。
下の表は2018年2月18日のある時点でのビットフライヤーでのアルトコイン販売所のスプレッド一覧です。
アルトコイン | 購入価格 | 売却価格 | スプレッド |
イーサリアム/円 | 109,636円 | 102,949円 | 6,687円 |
イーサクラシック/円 | 3,825円 | 3,595円 | 230円 |
ライトコイン/円 | 26,060円 | 24,011円 | 2,049円 |
ビットコインキャッシュ/円 | 174,094円 | 159,317円 | 14,777円 |
モナコイン/円 | 762.423円 | 689.941円 | 72.482円 |
リスク/円 | 4,327円 | 3,838円 | 489円 |
アルトコインによって異なりますが、およそ5%〜10%くらい購入価格と売却価格に開きがあります。またスプレッドは相場が大きく変動しているときには、より大きく拡大する傾向があります。
そのため、ビットフライヤーで購入したアルトコインでは、購入した日のうちに売却するデイトレードで利益を上げることは、不可能ではありませんが、かなり分の悪い取引を強いられることになります。
アルトコインは長期保有、いわゆるガチホする場合のみビットフライヤーで購入するのがよいでしょう。
ビットフライヤー(bitFlyer)のメリット
取引ツール・アプリが使いやすい
ビットフライヤーは手数料やスプレッドは高いものの、取引ツールやiPhone・スマホ用アプリは使いやすいと言えます。
画像はPC用のbitFlyer Lightning取引画面です。ビットコインFXのbitFlyer Lightningはテクニカルチャートからビットコインの板情報などを一つの画面で確認できます。スマホでもアプリから同様の画面を表示することができます。デフォルトだと板が動くごとにパチンコのようなチャリンチャリンしたBGMも流れます(笑)
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ビットフライヤーのiPhoneアプリのキャプチャーです。
ビットフライヤーはスマホアプリもシンプルで見やすく、アプリ上でビットコインや仮想通貨の購入・売却はもちろん、送金やクレジットカードでの仮想通貨購入など大抵の取引ができるようになっています。
誰もがほとんど迷うことなくアプリを操作することができるでしょう。
顧客資産を守るための補償と保険がある
ビットフライヤーでは二段階認証ユーザーに対する補償と、取引所として被害を受けた際の保険、この2種類の補償制度によりビットコイン取引所としての信頼性を高めています。
ビットフライヤーではログイン時にメールアドレス・パスワード以外の他にさらに二段階認証を設定しているユーザーが、メールアドレス・パスワード等の漏洩により行われた不正な日本円出金に係る補償を行なっています。
補償内容は二段階認証ユーザーが補償上限10万円、円換算で100万円以上の預り資産がある二段階認証ユーザーは補償上限500万円となっています。仮想通貨取引で数億円規模の資産がある方には不十分な補償内容ですが、これから仮想通貨取引を始めようというビギナーにとっては十分な内容です。
さらにビットフライヤーでは三井住友海上火災保険と共同でハッキングなどでビットコインが盗難・消失した際の、ビットコイン事業者向けのサイバー保険を共同開発しています。
これはビットフライヤーが外部からの不正アクセスなどでビットコインを盗難された際の損害賠償・事故対応などの費用を補償するものです。
この保険はビットフライヤー利用者ではなくビットフライヤーの会社に対して適用される保険なので、ユーザーの被害を直接補償するものではありませんが、万が一、GOXした際に顧客への補償金に充当されるものと思われます。
同業のコインチェックが2018年1月26日にNEMの盗難を受けた際、顧客資産の補償について大きく話題になりましたが、ビットフライヤーではこの不安をこの保険によってある程度は担保できる体制を取っています。
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ビットフライヤー(bitflyer)会社概要
会社名 | 株式会社bitFlyer |
設立 | 2014 年 1 月 9 日 |
資本金 | 41 億 238 万円(資本準備金含) |
代表 | 代表取締役 加納裕三 |
本社 | 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー 8F |
登録 | 仮想通貨交換業者登録(登録番号 関東財務局長 第00003号) |
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