仮想通貨の始め方。初心者がビットコインを購入するのにおすすめの取引所は?

2017年は仮想通貨元年とも言われ、2017年1月には9万円ほどだったビットコイン(BTC)は12月に最高240万円にまで高騰しました。

テレビでは仮想通貨資産が1億円を超えた「億り人」がテレビや週刊誌を賑わせましたね。

そんな仮想通貨の億万長者の様子を目の当たりにして、仮想通貨取引を始めてみたい方も多いですよね。

ビットコインは1万円程度の少額資金でも購入できる!

ビットコインの価格は2018年2月10日時点で約95万円です。1ビットコインを購入するのに95万円も現金が必要なのかと思うかも知れませんね。

でも、安心してください。

ビットコインの価格自体は1BTCあたり100万円近い価格ですが、ほとんどの取引所でビットコインは0.01BTCから購入可能です。

たとえ1ビットコインが100万円だとしても、0.01BTCなら1万円です。中にはGMOコインのように0.001BTC、約1000円からビットコインを購入できる取引所もあります。

これならお小遣い程度の資金で購入することもできますよね。株と違い仮想通貨は現物取引であっても少額資金で取引ができるのです。

これがそれほどお金を持っていない大学生や20代の社会人、主婦の方でも仮想通貨を購入する人が増えている要因でもあります。

1万円の投資でも、10倍になれば10万円。臨時収入としては大きな金額ですからね。

またビットコインを購入してから価格が急落した場合でも、1万円程度の金額なら「タイミングが悪かったなぁ」とあきらめもつくというものです。

数万円の資金から仮想通貨で億万長者になる人もいるけど、資金は多い方がチャンスあり!

ビットコインは1000円程度から購入できるものの、ある程度まとまった利益を得たいのであれば、数十万円、数百万円など、それなりの資金で始めるのがベターです。

購入したコインの価格が2倍になったとしても、1万円の資金が2倍の2万円になるのと、100万円の資金が2倍で200万円になるのとでは、儲かる金額に大きな差が出ます。

価格の変動が激しい仮想通貨ですが、投資できる資金が多ければタイミングを見ながら少しづつ購入していくことで、相場の急落リスクを抑えることができます。

また購入後に価格が高騰して「でもまだもっと上昇するかもしれない」と思う時でも、少しだけ売却して利益を確定するということもできます。

投資資金は多い方が利益も出しやすい上に、取引のやり方にも幅が広がるため、それだけ有利になります。

とはいえ、無理に大切な貯金を切り崩したり、生活費を切り詰めて仮想通貨を始めるのはやめた方がよいです。

ある程度の余裕を持った資金繰りで取引をしないと、仮想通貨の値動きが気になって朝から晩までスマホでチャートに釘付け、仕事中も相場が気になって仕事が手につかない、なんてことになりかねません。

仮想通貨元年ともいえる2017年には、ビットコインやその他のコインの価格の急騰ぶりを見て「今買わないとダメだ!」と言わんばかりにクレジットカードで仮想通貨を購入したり、カードローンで借金をしてコインを購入する方も少なくありませんでした。

さすがにそこまでして仮想通貨にお金を突っ込むのはおすすめできません。最悪、資金がゼロになってしまっても諦めがつく金額で始めましょう。

仮想通貨の始め方。まずは日本国内の取引所に口座開設しよう。

仮想通貨取引の始め方は、以下の3ステップです。

  1. 仮想通貨取引所に口座開設する
  2. 口座開設できたら、資金を取引所に入金する
  3. 取引所でビットコインやリップル等、仮想通貨を購入する

たったこれだけです。けっこう簡単です。

まずは日本国内にある仮想通貨取引所を選んで口座開設しましょう。

仮想通貨取引の上級者になると、まだあまり日本では知られていない仮想通貨を購入するために海外の仮想通貨取引所に口座を開いて取引する人も多いです。

しかしビットコインやイーサリアム、リップルなどの仮想通貨を日本のお金(日本円)で購入するためには、まず日本の国内にある仮想通貨取引所に口座開設をしなくてはいけません。

海外取引所は資金の入出金が米ドルまたはビットコインなどの仮想通貨しか対応していないところがほとんどです。

現状、日本のお金(日本円)を直接ビットコインなどの仮想通貨に換金できるのは、日本国内にある仮想通貨取引所だけなのです。

海外の仮想通貨取引所での取引は、日本国内の取引所でまずビットコインやイーサを購入し、海外取引所の口座に送金できるようになってからです。

日本国内の取引所での仮想通貨取引に慣れてきたら、次のステップとして海外取引所に目を向けてみましょう。

仮想通貨取引所は2つ以上に口座開設をするのが基本!

日本国内には仮想通貨取引所がいくつもありますが、それぞれに特徴があります。

そのため、一つの取引所の口座だけでなく、2つ以上の仮想通貨取引所に口座開設をして、目的に応じて使い分けるのが基本です。

またニュースでも大きく話題になりましたが、2018年1月26日に国内仮想通貨取引所大手のコインチェックでXEM/NEM(ネム)という仮想通貨が約580億円相当、ハッカーによる不正送金により流出し、全ての顧客の取引口座が凍結されて、一切の出金ができなくなるという事件が起きました。

このような事件は滅多にあることではないですが、今後も絶対にないとも言い切れません。

こうした事件による資金リスクを減らすためにも、資金は一箇所の取引所にまとめておくのではなく、複数の取引所に口座開設をして、大切な資金を分散させておくことが大切です。

とはいえ分散しすぎるのも資金や口座の管理が大変になります。

扱っている仮想通貨の種類や取引のしやすさ、管理のしやすさなどから、3カ所くらいの取引所で取引口座を持っておくのがおすすめです。

すでに身近に仮想通貨取引を始めている人がいる方は、実際にいくつの取引所に口座を持っているか聞いてみましょう。「あそことあそことあそこ」みたいに複数の取引所の名前を挙げてくれると思いますよ。

日本国内のおすすめ仮想通貨取引所

bitflyer(ビットフライヤー)
取引手数料が高いのが欠点ですが、スマホアプリが使いやすく、取引システムも国内取引所では屈指の堅牢さです。顧客資産の分別管理はもちろん、国内初となるサイバー攻撃による盗難・損失を補償する損害保険を三井住友海上と共同開発しており、いわゆるGOXに遭っても預けた資金が補償されています。日本の仮想通貨取引所としては最も安心感があります。
日本円で購入可能な仮想通貨:ビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)、イーサクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、リスク(LISK)

Zaif(ザイフ)
テックビューロが運営。毎月一定額を自動引落で仮想通貨購入に充てる「コイン積立」が可能で、手堅く仮想通貨投資を行えます。また国内で唯一、仮想通貨の仕組みを利用した独自通貨「トークン」の取引も扱っています。
日本円で購入可能な仮想通貨:ビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)、ネム(NEM/XEM)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)

Bittrade(ビットトレード)
外国為替FX取引の株式会社FXトレード・フィナンシャルの関連企業が運営しており、FXで培われた取引システムの使いやすさ・堅牢さに定評があります。
日本円で購入可能な仮想通貨:ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)

bitbank(ビットバンク)
ビットバンク株式会社が運営。高機能なチャートツールが揃っていて、最大20倍までのレバレッジでビットコインFXの取引もできます。
日本円で購入可能な仮想通貨:ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、モナコイン(MONA)、ビットコインキャッシュ(BCH)

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