ビットコイン円購入はいくらから?相場の価格推移チャートと取引手数料・マイニング
目次
ビットコインはいくらから購入できるの?
ビットコイン現物取引の場合、bitFlyerでは0.001BTCからビットコインの購入ができます。
1BTC=100万円の時、0.001BTCなら1000円です。
ビットコインの価格自体はすでにかなりの高額になっていますが、最小取引単位が0.001BTCなので、ビットコイン価格の1/1000の金額から購入することができます。
さらにレバレッジをかけられる信用取引のビットコインFXなら少ない資金でまとまったビットコインの取引もできます。
5万円の資金でも最大15倍のレバレッジをかけられるbitFlyerなら、5万円の15倍である75万円分のビットコインを取引することも可能です。
ビットコインはある程度の資産を持っている人しか買えないものではなく、誰でもお小遣い程度の資金から購入できるのです。
1ビットコインはいくら?ビットコインの価格推移
1ビットコインはいくらなのか。2017年7月中旬からこの記事の執筆時点である2018年2月中旬までのビットコインの価格推移を見てみましょう。
2017年7月時点では1ビットコインの価格はおよそ20万円〜30万円の間で推移していました。その後は一時的に下落することはあっても総じて上昇を続け、2017年12月8日には1ビットコイン=231万2100円の最高値を記録します。
しかし2018年に入って以降、価格は下落をつづけ、2018年2月6日には1ビットコイン=64万5650円まで下落しました。わずか2ヶ月で1ビットコインの価格が約1/4まで下がる大暴落でした。
ビットコインの価格が急上昇しだした2017年11月以前に仮想通貨取引をはじめてビットコインを購入した人たちは、大暴落でもなんとか含み益のまま持ちこたえていました。
しかし2018年に入ってからビットコインを買った人たち(いわゆる出川組の皆さん)の多くは大暴落に巻き込まれる形になっています。
今後のビットコインの値動きについては、いろんな投資情報会社がビットコインのチャートを提供しているので、それを見て行きましょう。
ビットコインのチャートはbitFlyerやZaifをはじめ日本の各取引所でも採用されている「TradingView」が、高機能でテクニカル分析もできておすすめです。取引所にアカウントを持っていない方でもこちらから直接みることができます。
BTCJPYチャートと相場 — TradingView
ビットコインだけでなく、イーサや他のアルトコインなど仮想通貨全体の価格推移やチャートなどをみるなら、Coinmarketcap.comも便利です。
ビットコインを購入するのにおすすめの仮想通貨取引所は?
ビットコインは日本国内の取引所ではほぼどこでも扱っていますが、ビットコインを買うなら取引手数料や送金手数料が安い、もしくは無料のところが良いです。
日本国内の主な仮想通貨取引所のビットコイン/円取引について表にまとめてみました。
取引所 | BTC最低取引単位 | BTC売買手数料 | BTC送金手数料 | レバレッジ取引 |
bitFlyer | 0.001BTC | 0.05% | 0.0008BTC〜 | 最大15倍 |
Zaif | 0.0001BTC | maker手数料-0.05% taker手数料-0.01% | 0.0001BTC〜 | 最大7.77倍 |
GMOコイン | 0.0001BTC | 無料 | 無料 | 最大5倍 |
bitbank | 0.0001BTC | 無料 | 0.001BTC | 最大20倍 |
DMMBitcoin | 0.001BTC | 無料 | 0.0008BTC〜 | 最大5倍 |
QUOINEX | 0.001BTC | 無料 | 無料 | 最大25倍 |
bittrade | 0.0001BTC | maker手数料0.2% taker手数料0.2% | 0.001BTC | ー |
ビットポイント | 0.0001BTC | 無料 | 無料 | 最大25倍 |
みんなのビットコイン | 0.01BTC | 無料 | 無料 | 最大25倍 |
ビットコインを購入するなら、BTC売買手数料とBTC送金手数料も無料にしているところがおすすめです。
上記の表ではGMOコイン、QUOINEX、ビットポイント、みんなのビットコインが該当します。とりあえずビットコインだけでも買っておきたい方は、この4業者から選ぶと良いでしょう。
ビットコインを1000円以下から買える取引所は?
BTC最低取引単位が0.001BTCの場合、1ビットコインが120万円ならその1/1000である1200円から購入できます。
さらに取引単位が0.0001BTCの取引所なら、1ビットコイン=120万円の時でも、その1/10000の120円からビットコインを買えます。
ビットコインを1000円以下で購入するなら、最低取引単位が0.0001BTCの取引所がおすすめです。中でもGMOコインとビットポイントは売買手数料・送金手数料ともに無料なのがいいですね。
BTC売買手数料は無料の取引所が多いですが、Zaifの場合はマイナス0.05%となっているので、取引をするとなんと逆に手数料がもらえます。
ただし取引を活発化するためのキャンペーンのようなので、ある日突然手数料がもらえなくなることもあります。
ビットコイン送金手数料は取引所ではなくマイナーに支払う手数料!
BTC送金手数料はビットコインを外部に送付する際に必要となる手数料ですが、これは取引所が儲けるためではなく、ビットコインの取引を記録するマイナーに報酬として支払うために、送金の際に必要となる手数料です。
このBTC送金手数料を無料にしている取引所は、マイナーに支払う分の報酬を取引所の方で負担することで無料にしています。もともと無料のものを無料にしているわけではないので、ありがたい話です。
BTC送金手数料に関してはbitbankとbittradeが0.001BTCと非常に高いですね。ビットコインを自分のウォレットや海外の取引所などに移すつもりであれば、この2社でビットコインを買うのはおすすめしません。
ビットコインのマイニング(採掘)。個人でも採掘で儲かるの?
ビットコインは一定期間ごとに送金など全ての取引記録をネット上のブロックチェーンに記録する作業を、世界各地のマイナー(採掘者)のコンピューターによって行なっています。
取引の記録を数珠つなぎのように繋いでいくブロックチェーンの仕組みによって、ビットコインは成り立っているのです。
マイナーはビットコインの取引を記録するのを手伝う代わりに、報酬としてビットコインを受け取ることができます。
ビットコインのマイニングは複雑な計算をコンピューターの演算能力によって処理して行いますが、ビットコインのマイニングは基本は1件の取引に対して一人のマイナーが報酬を得ることになっています。
そのため、一番早く取引の記録を完了させた者だけが報酬を得られます。
いかに早く取引を記録できるかが、ビットコインのマイニングで報酬を受け取るのに重要になってきます。
以前はビットコインのマイニングも個人が自宅のPCで自分が使わない時間に稼働させてビットコインを得ることができました。
しかしビットコインが市場から注目を集めるにつれてマイニング競争も激化し、マイニングに本格参入する大企業も増えてきました。
資本力を生かして最新高性能なスペックのPCを何万台も揃え、電力の安い国やPCの排熱に強い寒冷地域でマイニング専用のデータセンターを稼働させるところも増えています。
個人でのビットコインのマイニングは、マイニングで得られる報酬から、稼働させるPCや消費電力などのコストを差し引いて赤字にならないかがポイントになります。
個人のマイニングでは一日中PCをフル稼働させても電気代の方が高くつくなど採算が取れず、ビットコインのマイニングから撤退する人の方が多いようです。良い時代は終わりを告げてしまったようですね。。。